渋谷の裏通りにひっそりと佇む隠れ家的なお店。

淡路島のめぐみ ざるや渋谷道玄坂(和食/郷土料理)
オヒシャル
見当たりませんでしたー。
Google+ローカル
https://plus.google.com/u/0/104541376197692043544/
30min.
依頼中

場所は渋谷駅の南口側に出て東急プラザをかすめて246沿いを
セルリアン方面へ。
ちょっと寂しいかな?って、思って路地を覗くとこちらのお店があります。

この日は仲間に誘われてちょっと美味しいものをって事で、
万全の体勢で(笑 向かってみました。

店内はほぼ全てが半個室スタイルのとっても落ち着ける雰囲気。
ビジネスミーティングにも良いと思います。

こちらのお店は淡路島の食材をメインとして、
新鮮な素材を使い料理長が腕をふるい提供して頂くスタイルの店。

特に特徴的なのが、こちらの「笊見せ(ざるみせ)」

今回はこちらの店長さんを申し訳ないのですが質問攻めにさせて頂きました(笑

いずれも美味しかったのですが、
まずご紹介したいのはこちらですね。

淡路牛と寒ブリの炙り寿司

お味は軽く付けてあります。ってことだったので、もちろんそのままに。
まずは淡路牛を一口で頂くと。。。。うは。。。
声が出てしまう美味しさ。
絶妙な炙り具合に適度な山葵がピッタリあって。
これは美味い。

そして、鰤です。
鰤はほんとに食べ慣れてるのですが、炙りで頂く事は殆ど無いので楽しみ。、
こちらも脂ののりが前面に出る炙り具合。素晴らしいですね。

和牛の詳細説明は割愛しますが、淡路牛とは松阪牛や神戸牛の
素畜(もとちく)だそうです。素畜とは牛や豚を食肉用に太らせる前の事だそうです。
元々、但馬牛の仔牛が出荷されて松阪牛や近江牛になるのですが、
但馬牛は元々の兵庫の但馬地方からの出荷より、淡路島での出荷数の方が
最近は増えているらしいです。

淡路牛としてご紹介頂きましたが、本当はもっとブランディングされた
牛になっていたかもしれない逸品だったんですね。



名物料理をご紹介しましょう。

玉葱の溶岩焼き。


溶岩石に熱せられて出て参ります。
一応、一旦まるのまま茹でて火を通してから、岩盤に乗せて
提供されます。最後の仕上げですね。これで香ばしさと甘さを引き出すそうです。

私はあまり玉葱は好きではないのですが頂いてみると驚きの甘さ。
藻塩(もしお)という塩を少し合わせて頂くとさらに美味しさ引き立ちます。

玉葱の事はあまり語りませんが、仲間のみんなが絶賛でしたので
伺った際には是非。

そして。
この日は淡路島の酒蔵である都美人酒造さんの酒を楽しみました。
http://www.miyakobijin.co.jp/

頂きましたのはこちら

特別純米 風のまま

山廃純米 超辛口

表面張力テクニックを御覧ください(笑 (10秒)

辛口 渦酒
辛口 北前船風

山廃純米 雲のごとく


やはり私の好みは辛口系が良いですね。
超辛口美味しかったー。


さてさて。
お食事のご紹介に戻ります。


前菜 べっぴん茄子の素肌盛り

とっても上品な仕上げ。
豆腐に雲丹、そして山葵でまとめた前菜を頂きました。


お椀 すっぽんの茶碗蒸し

え?なにこれ?って驚きましたが、濃厚なスッポンの茶碗蒸し。
こちらも美味しかったですねー。

造り 角切り造り3種盛り(鯛、鯵、鮪)

お造りはとっても綺麗な盛りつけでした。花びら散ってます。
いずれも美味しかったのですが鮪がやっぱり凄かったな。

焼き物 尾長鯛のわかさ焼き

こちらの尾長鯛は、ざる見せで見せて頂いた手前の魚です。

鯛にしては尾の位置が少し後ろで長いことからこう呼ばれています。

頂いていませんが、たぶんアラも美味しいだろうなー(余談

鍋 クエ鍋(九条葱、水菜、レタス)

そして本日のメイン。あの、、クエ鍋です。
こちらのお店は数件系列の店があるそうなのですが、
全店で1匹仕入れて熟成させていて各店での提供となっているそうです。

だし汁の鍋に野菜を少し煮立てて、クエを軽くゆがいて頂きます。

口に入れた瞬間。プリプリとした食感に、熟成で少し脂が出てきている
濃厚な味で仲間からも驚きの声が上がりました。

クエの皮の部分もご用意頂き、こちらもかるく湯通しして頂くと
プルっとした食感が良い酒のあてになります。

食事 北坂玉子の雑炊
クエ鍋を堪能した後は、一旦厨房に引き上げの上、自慢の北坂玉子で
仕上げた雑炊をご用意頂きます。

こちらもクエ鍋の出汁が存分に楽しめますので最高の雑炊です。
ご飯物は控えめにしたいと思っているのにすかさずおかわりを
してしまいました。

こういうだし汁が美味しく仕上がる鍋の締めには麺類よりも
雑炊が嬉しいですね。

甘味 淡路の牛乳アイス

食後のデザートには、淡路牛の牛乳アイス。
これまたしっかりとした味なのですが、自然とすっと頂けました。

かなりの長時間だったのですが、仲間との話も尽きず、
店長もいろいろお話して頂き大変楽しい時を過ごすことが出来ました。



今回頂かなかった他の料理としては、
明石の鯛を使ったあっさりとした鯛めし。
そして明石の蛸を使った各種料理としっかりとした蛸めし。

いずれも出汁とりをした上で土釜で炊きあげるとの事。
いつか頂いてみたいですね。

他に、今回はお肉については淡路牛を中心に紹介しましたが、
イノシシと豚をかけあわせた猪豚も美味しいとか。

またの機会に伺わせて頂きたいと思います。


大きな地図で見る

関連ランキング:和食(その他) | 渋谷駅神泉駅